ランジェリーブランド「アルクァーテ」の19年春夏のコレクションテーマは「ミクソロジー」。ミクソロジーはアートやカクテルの分野で使われる言葉で、カクテルでは果物や野菜、ハーブ、スパイスをスピリッツと混ぜ合わせ、新しい価値や味を生み出すスタイルのことで、自由に楽しむためのランジェリーを提案する。マイアミのような南国のイメージや、カクテル、ジェラートのようなカラーの生地やレースを組み合わせた。
ブラジャーはノンパッデッド、ノンワイヤで、S、Mサイズ。ノンパテッドだがレースを二重にして、透け感を抑えている。ひもショーツ、レーシーなボディーなど、シーズンコレクション、定番コレクションともにセクシーなアイテムが揃う。生地やレースはフランスと日本のものを使う。19年春夏は初めてスイムウェアも企画した。中心価格はブラジャー1万3000~1万6000円、ショーツ6000~7800円、キャミソール1万8000円から。
ブランド名のアルクァーテは「アラカルト」と「カルテット」を組み合わせた造語。日本とフランスでパターンや縫製を学んだ鈴木緑さんが「あなたの魅力をひきたてるランジェリー」をコンセプトに、17年春夏に発売した。販路はオンラインショップや展示受注会など。