ANAP傘下に入る「ベイシックス」 表参道に初の直営店

2025/07/16 17:00 更新NEW!


ステンレスの材質や直線を強調してソリッドな雰囲気を出す

 7月末にANAP傘下に入るユニセックスのウェアブランド「ベイシックス」は7月19日、東京・表参道に旗艦店をオープンする。デザイナーの森川マサノリ氏が20年に設立して初の直営店となる。

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 表参道の交差点に近いビルの地下1階で、売り場面積は約45平方メートル。室内はステンレスの壁面で構成し、ショップと試着室の入り口は斜めにカットした設計を取り入れる。すっきりした線で現代的なシルエットを出す洋服のイメージに沿って「ソリッドな雰囲気」を出す。ステンレス製の横長什器に並んで長い幅のソファを設置するなど直線を強調して静寂さを表現する。

斜めの線でカットした試着室の入り口

 シャツや白いステッチの入ったブルゾンなど定番を中心に品揃えし、8月以降に25年秋冬物を本格的に販売する。一部、ビンテージの古着も扱う。また、直営店限定で裾をラウンドカットしたウィメンズのポロシャツ(税抜き1万5000円)、サイドに6本のラインが入ったフーディー(3万2000円)など普段使いの商品を揃える。リアル店で対面の接客が可能になったことから、アイテムの幅を広げる。来シーズン以降はセレクトした仕入れの商品も販売する方向だ。

壁面も若干斜めに傾けるなど視覚的なユニークさが取り入れられている


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