青山商事 フィットネス事業を開始 5年後FC50店へ

2019/11/08 11:00 更新


 青山商事の子会社、グローブ(広島県福山市)は、ファストフィットネスジャパン(東京)とフランチャイズ契約を結び、フランチャイズ1号店「エニタイムフィットネス沼津中央店」を18日にオープンする。フィットネス事業は5年後、フランチャイズ50店、売り上げ30億円を目指す。

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 グローブは青山商事グループの事業領域拡大と店舗複合化を担い、これまで「洋服の青山」の店舗敷地内の余剰地を有効活用した飲食事業のフランチャイズビジネスを推進してきた。近年の健康志向の高まりを受け、今回、会員制フィットネスクラブの運営を開始した。沼津中央店は既存の売り場面積の約3割を改修したスペースに開設する新たな形態の併設店舗となる。これにより出店コストを大幅に削減すると同時に集客面での相乗効果を期待する。

 洋服の青山では、オフシーズン商品などを販売していた余剰な売り場を縮小し、什器配置の見直しや厳選した品揃えで魅力ある売り場を維持することで、より効率的な店舗運営を進める。



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