《顧客に近づくために 全米小売業大会から①》AIと人間らしさが同時進行

2026/01/27 18:00 更新会員限定NEW!


ラルフローレン社のデービッド・ローレン氏

 「AIエージェント」「エージェンティック・コマース」が主題となった今年の全米小売業大会だが、根底にある流れは従来と変わらない。「顧客に近づき、顧客をより理解したい、顧客のパーソナルな要望に応えたい」という長年の取り組みの延長線上に浮上してきた一つの手段と捉えるべきだ。エージェンティック・コマースが急浮上する一方で、同じ目的をもちながらAI(人工知能)と真逆とも言えるさまざまな手法による事例も紹介された。AIとヒューマンタッチ、その両方を同時進行させる必要性を強く実感した大会だった。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)

【関連記事】全米小売業大会 最大の話題は「エージェンティックAI」

買い物相談増える

 「お客がどこにいても買えるように」と、実店舗でもウェブサイトでもモバイルアプリでも買えるオムニチャネルの概念が生まれたが、昨今は生成AIに買い物の相談をする消費者が急増している。ECプラットフォーム「ショッピファイ」のハーレイ・フィンケルステイン社長は、「ショッピファイにおけるAIがらみのオーダーは25年1月の14倍に増えている」と語った。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定デジタルニュース連載



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事