「アラミス」18年秋冬 軽く上品なニットアウター

2018/05/09 10:58 更新


 アラミスはメンズカジュアル「アラミス」18年秋冬物で、シャツやニットのアウターを充実し、軽くて上品な着こなしを提案する。一格上を狙った「アラミス・オーディマ」は「ロロ・ピアーナ」の生地を使ったジャケットも初めて打ち出す。

 アラミスは立ち上がり時期に、先染めのドビーでシャツの羽織り物を提案する。同系色でうっすらとした柄を盛り込み、アウターの縫製工場で立体的に仕上げる。2万6000円。組み合わせる長袖Tシャツは、丸編みをベースに、前身頃をジャカードニットで切り替えて変化を付けた。

 8月から提案するニットジャケットは、ウォッシャブルのウール混のダブルフェース(3万8000円)や、ラッセル編みやスライバーニットなどを使った。袖は腕を通しやすいように裏地を当てる。裏側はパイピングをして上質に仕上げる。

 国内に数少ない編み機を使い、プレーティングとインターシャによる表現を盛り込んだタスマニアウールのVネックプルオーバー(2万6000円)など、ニット単品でもこだわりの提案がある。

 アラミス・オーディマは、ロロ・ピアーナのウール生地のテーラードジャケットが7万8000円。モール糸のセーターは、深みのある光沢が特徴で2万8000円と2万9000円。

充実するニットジャケット。左はスライバーニットを使用


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