ハイエンドセレクトショップ「アイン」を手掛けるアユラ(大阪市、高木一也代表)は1月18日、大阪・アメリカ村にアイン心斎橋店を路面でオープンした。天井高のある1フロア、330平方メートルの空間に、インポートを中心に100ブランド以上が揃う。ブランドの魅力や個性にどっぷり浸かることができる。
入り口をくぐると、崩れかけたようなコンクリートの壁。ゼログラビティー(重力ゼロ)を表現したもので、ハイストリート、モード、ビンテージをミックスしたジャンルレスなスタイルを楽しんでもらうための〝トリガー〟に位置付けた。

壁材にはエイジングするための銅板などを使い、VIPコーナー付近にあるフィッティングルームには、現代アーティストのマンゴ・トムソンによる「TIMEミラー」を導入するなど、内装にこだわった。

多彩なインポートブランドで、既存店で特に人気があるのは「リック・オウエンス」「リック・オウエンス・ダークシャドー」「アミリ」「バレンシアガ」「ヴェットモン」「ザックバルガス」「マリーン・セル」など。「既存店では見せられなかったアイテムをどんどん見せていく」という。

アメリカ村は、同社が02年に最初の店を出した創業の地。難波付近にある本店などに続き、新店で3店目になる。
初年度の売上高は3億円を目指す。「20年に心斎橋パルコ店を出した時も、本店の売り上げは落ちなかった。新店も同様に、既存店を落とさずに売り上げを作りたい」と高木代表。「これからも売れるモノは追わず、好きなモノを提案していくのが大前提。ドメスティックブランドを増やす店が増えたが、ウチは95%以上がインポート。この魅力を伝えるのが使命」と話す。国内外でトップクラスの品揃えを誇るヴェットモンは、3店で別々のラインナップが楽しめる。

「ここ1、2年は若年層がファッションに興味を持ち出しているのを実感している。東京に次ぐ大都市の大阪で、確実に店を増やし、顧客をしっかりと獲得していきたい」と今後の抱負を話す。
(小畔能貴)
