25年の繊維倒産 件数、負債とも大幅増 ジリ貧で10億円以上が増加

2026/01/19 18:00 更新NEW!


 信用交換所によると25年の全国繊維業者の倒産(負債額1000万円以上、整理・内整理含む)は390件で前年比56件増(16.8%増)、負債総額は1163億6100万円で前年比471億9300万円増(68.2%増)と件数、負債総額ともに大幅増となった。

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 件数は22年以降4年連続で増加しており、負債額100億円以上の大型倒産は発生していないものの、マツオインターナショナル(東京、負債額76億円)と関連会社の松尾産業(34億円)、ロイヤル(名古屋、93億円)、阪神服装(大阪、62億円)など負債額10億円以上の倒産が増えている。

 業種別では小売商154、紳士・婦人・子供服・被服製造卸81、ニット製品・洋品雑貨製造卸46、織物製造16、染色整理・特殊加工15、寝具・インテリア製品製造卸14、織物卸13、呉服・和装製品製造卸6、糸・原料商4、紡績・撚糸製造1。原因別では業績ジリ貧350、業況急変32、資金力薄弱4、放漫経営2、貸し倒れ損失と信用度薄弱がそれぞれ1。

12月は2件増の31件

 25年12月の全国繊維業者の倒産(負債額1000万円以上、整理・内整理含む)は31件で、前月と同数、前年同月比では2件の増となり、負債総額は182億800万円で前月比196.3%増、前年同月比では304%増となった。

 負債額10億円以上の倒産はマツオインターナショナルなど4社。業種別では小売商13、ニット製品・洋品雑貨製造卸8、紳士・婦人・子供服・被服製造卸と染色整理・特殊加工がそれぞれ3など。原因別では業績ジリ貧が27件を占めた。



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