英「バブアー」がサステイナブルプロジェクト 「長年付き合える」魅力を訴求

2021/08/27 10:59 更新


 八木通商の関連会社スープリームスインコーポレーテッドが販売する英「バブアー」は、サステイナブル(持続可能な)プロジェクト「バブアー・ワックスフォーライフ」を、9月1日から同ブランド主要店舗で順次開催する。このプロジェクトでは①ワックスを注入してジャケットを再生する「リ・ワックス」②事前に集めたバブアーの古着を修繕・リメイクした商品を限定販売する「リ・ラブド」③ジャケットに無料で刺繍ができる「マイ・バブアー」--の三つのコンテンツを各店舗で実施する。

 リ・ワックスは長年着用したワックスドジャケットに、再度ワックスを注入することで防水性を発現するとともに付加価値としてのエイジングを加えていくもの。実施店舗では経験豊かな専門スタッフによって、リワックスの施し方を実演する。リ・ラブドは顧客のワックスドジャケットを回収し、その返礼としてプロジェクト期間中に使用できる8000円のバウチャー(商品引換券)を進呈する。マイ・バブアーは、店頭で客が購入したワックスドジャケットに無料で刺繍を入れるサービス。文字のサイズとフォント、糸のカラーを選べて、名前やイニシャルなど希望の内容で刺繍ができる。

 1921年、バブアー創業から数えて2代目のマルコム・バブアーのころに発行されたブランドカタログに、ワックスドジャケットの撥水(はっすい)性をよみがえらせるリ・ワックスの紹介があった。

 今回のプロジェクトでは、〝リ・ワックス実施100周年〟を記念して「長年にわたって付き合える」ブランドとしての魅力を訴求する。

「リ・ワックス」実施100周年を記念したプロジェクト

関連キーワードサステイナブル



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事