「バーンストーマー」 来春夏からレディスウェア

2019/12/16 06:25 更新


グローバルゲートインクと組み、40代女性向けに上品なトラッドスタイルを提案する

 アパレルビレッジ(東京、海老根紋郎代表)のメンズパンツブランド「バーンストーマー」は20年春夏から、レディスOEM(相手先ブランドによる生産)企業、グローバルゲートインク(東京、川﨑透代表)と組み、レディスウェアのトータル提案をスタートする。グローバルゲートインクとライセンス契約を結び、企画・生産・販売する。卸し先は個店が中心となる見込み。

 40代を主対象とし、トレンドのシルエットを加味したトラッドスタイルを軸にする。メンズのアイコンであるドレス仕立てのチノパンからイメージする大人のコットンパンツをキーワードにニット、カットソーアイテムまでトータルコーディネートを提案する。

 主力のボトムはワイドシルエットから赤耳デニム、グルカタイプの膝下丈パンツまでバリエーションを豊富に揃える。トップはきれいめのニットを中心に、上品で大人っぽく仕上げる。中心価格はボトムが1万円台後半、トップが1万円台前半。

 レディス市場では合繊を使って落ち感を重視したアイテムが主流だが、同ブランドでは「メンズライクなしっかりした物作りに希少性がある」とみている。

 メンズの来春夏は、メキシコ製キューバシャツを米フロリダから輸入・販売する。主力のボトムでは「VAN」などとの協業も増やしている。



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