ビームスは、新会社ビーアットを設立した。「目利き」「編集力」などセレクトショップとしてのノウハウを生かし、「モノ」ではなく「ヒト」を軸にした新たな事業開発を担う。様々な表現活動をしている人材を発掘し、オンラインとオフライン双方で広く一般消費者に紹介することで、知名度のない才能が世に出るきっかけを作る。普段は出会うことのない分野の人材が集まり、出会う場を作り、そこから生まれる新しいアイデアを事業やサービスとして具体化し、企業やブランドとのマッチングも行う。
(柏木均之)
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新会社は、リアルとデジタル双方をつなぐデザインやコミュニケーションデザインを得意とする企業、フロウプラトウとの合弁で1月8日に設立した。資本金1000万円。「全ての表現者が創造することで生きていける社会の実現を目指す」。手始めに写真家やダンサー、バーテンダー、お笑い芸人まで、様々な分野で表現活動する人材を発掘し、コミュニティーを作る「ビーアット・トウキョウ」プロジェクトをスタートする。
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