25~26年秋冬ベルリン・ファッション・ウィーク 故郷や自身のルーツに着想

2025/02/20 13:00 更新会員限定


 25~26年秋冬に向けたベルリン・ファッションウィークが1月31日から4日間開催された。様々な会場で35ブランドがコレクションを発表し、来場者は約3万人だった。これまで以上に国際的で多様性に富んだウィークは、貴重な晴れ間も広がり、暗くて寒い真冬のベルリンを鮮やかに彩った。コレクションは、メンズ、ユニセックスブランドが目を引いた。

(ライター・宮沢香奈)

 「ウィリアム・ファン」は厳かなベルリン・フィルハーモニーホールを会場にした。

ウィリアム・ファン(Diana Pfammatter写す

 自身のルーツである中国の京劇からインスパイアされた「ALTER EGO」と題したコレクションは、チャイナカラーのトップとフラワープリントのパンツのコントラストや、ビビッドなブルーのインナーがエレガンスを引き出すワークスタイル。アジア人モデルの白塗りメイクが印象的だ。ショーの後にはモデルを整列させたホールでピアノコンサートを披露。ブランド設立10周年というアニバーサリーのショーだった。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事