店舗のあり方が大きく変わりつつある。売買差益を稼ぐ伝統的な小売業から、新興ブランドへの場所貸しやEC支援などへの転換だ。「グローブ・トロッター」「スマイソン」など英国ブランドを集積したストア「ヴァルカナイズ・ロンドン」@プレイハウス(東京)は、厳しい経営環境下で従来の方法では持続可能性に乏しいと考えた。新しいビジネスの売上高構成比は2割程度だが、当面5割が目標で、最終的には10割にしたいという。「小売りの概念を捨てた」(田窪寿保社長)店で、体験重視の〝リテールテインメント〟と呼ぶ新しい業態に活路を見いだす。
(永松浩介)
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