仏ブシュロン パリ造幣局とパートナーシップ

2018/04/02 04:24 更新


 今年創業160周年を迎える仏高級ジュエリーメゾン「ブシュロン」は、記念イベントの第1弾「ヴァンドラマ」展を開催したモネ・ド・パリ(パリ造幣局)とパートナーシップを結んだ。ブシュロンの支援で、ヴァンドラマ展の期間限定会場が建てられたエリアに、「ジャルダン・マンサール/マンサールの庭園」を造園する。

 モネ・ド・パリにはヴァンドーム広場を設計したジュール・アルドゥアン・マンサールの邸宅があり、ブシュロンはこの広場で最も古いジュエリーメゾンとしても知られ、歴史的なつながりを持つ。エレーヌ・プリ・デュケンCEO(最高経営責任者)は「ジャルダン・マンサールの修復に携わることができてとても光栄です。私たちはクラフトマンシップと卓越という価値観を共有しているのですから」とコメントした。

 ヴァンドラマ展はブシュロンの創造性を未来につなげたインタラクティブな展覧会。来場者数は17日間で2万人以上を記録した。19年に日本でも開催が予定されている。

(パリ=松井孝予通信員)

ヴァンドラマの期間限定会場


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