文化学園は28日、規定を設けてテーマに沿った服装で登校するドレスコード登校を実施した。新入生歓迎を兼ねた連休前の学園行事で、東日本大震災のあった11年から開始して今年で6回目。今回の規定は“レッド&ホワイト”で、当日は華やかな赤と白の服装の学生が学内や新宿の街に溢れ、ショー形式のコンテストも行ってクラス仲間など27組が参加して個性を競った。
放課後に開いたコンテストは、会場の遠藤記念館が学生など約3000人の立ち見客で埋まり、盛り上がった。ゲスト審査員のデザイナーの江角泰俊さん、ヒップホップグループ、リップスライムのイルマリさん、湘南乃風の若旦那さん、長谷部健渋谷区長らも見守る中、手作りの衣装や小物でテーマから発想した思い思いのスタイルを表現した参加者が登場。パンクやモード、紅白の学ラン、獅子舞風など異なるテイストの作品が揃い、最優秀賞には7人7様のニットのコーディネートを見せたニットデザイン科のチーム「編物倶楽部」が選ばれた=写真。
同校はファッションが持つエネルギーを発信し、世の中を元気にするイベントとして、来年以降も開催を続ける計画だ。