コロナ禍でも攻めの新規出店で、ファンが増え続けている人気店がある。古着店経営のトランスエージェンシー(東京、山田晃誉代表)が昨夏に東京・吉祥寺にオープンした、古着主力のアメリカンライフスタイルショップ、カリエンテ・ビンテージ・カルチャーだ。コロナの影響で空いた大型物件に目をつけ、店の広さを生かしたアメリカを肌で感じられる店作りが話題を呼んでいる。
(高塩夏彦)
トランスエージェンシーは、ネイティブアメリカンジュエリーの輸入販売会社でバイヤーをしていた山田代表が、00年に設立した。吉祥寺や原宿などで、アメリカから直接買い付けた商品を販売する古着店を経営しており、07年から吉祥寺に店を構えるアンバーライオンは、個性的な品揃えで古着好きから愛されている。