【ニューヨーク=杉本佳子通信員】カルバン・クラインは5月30日、コレクションラインの新しいクリエイティブディレクターにヴェロニカ・レオーニが就任し、ランウェーショーを復活すると発表した。
ヴェロニカ・レオーニは23年のLVMHプライズのファイナリストの1人で、ローマを拠点とするウィメンズウェアのブランド「クイラ」の創業者。ジル・サンダー、セリーヌ、モンクレール、ザ・ロウで働いた経験を持つ。デビューコレクションは25年秋冬で、メンズとウィメンズ、下着、アクセサリーを含む。
カルバン・クラインのグローバルブランドプレジデントのエヴァ・セラノ氏は、「初めてヴェロニカと会った時から、彼女がしてきた仕事はこの瞬間のためにあったことは明らかで、カルバン・クラインの新時代を定義する好機となる。デザインと仕事の倫理に向けた彼女の目的あるアプローチに自信を持っていて、我々が共有する価値観と合わせることで、我々のアイコン的ブランドをさらに高め、世界中の顧客が共感するコレクションを生み出すだろう」とコメントした。