ワーク・イン・プログレス(東京、大鍛冶和由社長)は、「カーハートWIPストア」の路面店を大阪・南堀江に開いた。東京・神宮前、福岡・大名に続く3店目の「カーハート」のオンリーショップ。15日には名古屋・栄にも路面店をオープンする。
カーハートは米国の老舗ワークウエアブランドだが直営店は欧州ラインのメンズを揃える。欧州企画はワークウエアをベースに、ストリート色も盛り込んだ服作りが特徴で、ブランドとしてスケートや音楽などのユースカルチャー(若者文化)も積極的にサポートしている。
店舗面積は約50平方㍍。コンクリートと木を組み合わせた空間で、「オンリーショップだから実現できるカーハートのイメージ」を打ち出す。客層は20代半ば~30代半ばが中心。春夏物の中心価格はパンツ1万~2万円、シャツやスエットトップ1万~2万円、アウター1万円半ば~3万円。
同社は09年設立。カーハートの輸入販売を手掛けている。同ブランドは日本で卸販売とオンリーショップともに順調で、15年の売上高は前年比2ケタ増となった。「ブランドは韓国などアジア各国も好調」という。