「クリスチャン・ルブタン」の21~22年秋冬は、カラフルで楽しい色柄の商品が揃う。
毎年恒例のチャリティーバッグの新作は、デザイナーのクリエイティブな世界、空想の旅を巡るイメージ。色とりどりのパッチワークを組み合わせ、にぎやかに表現されている。グリーンやイエローで描いたジャングル柄にストライプやドット、ビーズで描いたレパード柄。ライニングにはタロットカードの柄が施されている。
チャリティーバッグとともに発表するカプセルコレクションも鮮やかだ。インスピレーション源はマルセイユ版のタロットカード。プラットフォームサンダルは、タロット柄のスカーフで足首を飾り、パンプスのインソールには柄が全面に描かれている。
そのほか、お薦めは5.5センチヒールのスリングバッグのパンプス。パリらしいギンガムチェックを愛らしいピンクで描いた。50年代っぽいキュートなイメージだ。リラックス感のあるスリッポンサンダルは、もこもことした質感がポイント。カジュアルなイメージを、刺繍のロゴやインソールのアニマル柄の型押しでラグジュアリーなムードに引き上げている。