コロネットのレディスブランド「アバティ」は19年春夏、肌触りの良い和紙のニットを新たに出す。極細にした和紙を使い、麻のような触感と軽さを味わえる。上品なしわ加工を含め、日本らしい物作りにこだわったアイテムだ。
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「ニットは夏には弱くなりがち。でも、できるだけ日本の気候に合ったものを出したかった」とデザイナーの山口富美江。その思いから、通気性の良い和紙を選んだ。
ポリエステルを40%複合することで、編み上げた後にランダムな折り目を作るデザインが生きる。ドライクリーニング後も形状が変わりにくいしわ加工は、狭山ホームワーキング(大阪府大阪狭山市)によるもの。爽やかできれいな色を揃え、ピンクのほか白、ベージュ、ネイビーがある。3万9000円。