韓国最大とされるアパレル仕入れ用BtoB(企業間取引)ECモール「シンサンマーケット」の日本向けサービスが始まった。同ECモールは韓国・東大門市場のアパレル卸業者の約8割が出店し、累積登録商品数は8100万点。オンラインで発注でき、クレジットカードやコンビニ決済などに対応。商品の仕入れから検収・検品、輸入通関代行、海外輸送といったサービスも合わせて提供する。
(小堀真嗣)
シンサンマーケットは、デリシャス(韓国・ソウル)が13年に立ち上げたアパレル仕入れ専門のBtoBECモール。同社は、東大門市場でアパレルの取引が活発に行われている一方、「現地に行かなければ商品が見られない上、支払いは現金のみ」だった点に着目。従来の取引方法をデジタルの仕組みに転換し、シンサンマーケットとしてサービスを始めた。