補助金と助成金の違いとは?(助成金なう)

2018/03/09 17:59 更新


わたしたち株式会社ナビットは、全国の助成金・補助金情報の検索サイト「助成金なう」を運営しております。このたび、助成金・補助金の疑問や基礎知識をわかりやすく解説するコラムを繊研新聞社さんのレポート+で始めることになりました。助成金・補助金に興味がある方は、是非ご参考ください!

さっそくですが、今回のテーマは「補助金と助成金の違いとは?」です。

「補助金」と「助成金」は、しばしば混同されます。

両者に厳密な違いはありませんが、一般的には「補助金」は、経済産業省や中小企業庁等が出している公募型のもので、事業計画を提出し、審査を経て採択されます。通常採択率は、10%~50%が多いようです。認められる経費のうち、使った額の2分の1や3分の2以内が補助されます。また、募集の時期も補助金によって異なっていますが、3月から6月にかけて集中しています。

一方、「助成金」は、厚生労働省系のものが主流となっています。こちらは年間を通じて、募集されており、雇用保険や社会保険の加入等が条件となっています。厚生労働省系ですので、人材育成や雇用促進、各種制度導入等があります。基本的には条件に合致していれば、ほぼすべての企業が助成の対象となります。

「補助金」も「助成金」も基本的には金融機関からの融資のように返す必要はありません。ただ補助金の場合は、一定以上の収益が上がった場合、返済しなければならない場合もありますので注意しましょう。

本日は以上になります。

今後もよくある質問や、わかりにくい助成金・補助金の専門用語について解説していきますので、是非、ご活用下さい!

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