ニットウェア「CFCL」を製造・販売するCFCLは、3Dコンピューター・ニッティングに特化した自社工場「CFCLニッティングファクトリー」を今年1月に埼玉県草加市に設立した。無縫製横編み機「ホールガーメント」を主体に、ニットウェアの研究・開発・企画・生産を一貫して行うラボ型の施設となる。
【関連記事】CFCL 松浦直彦副社長兼COO「日本にはチャンスしかない」 AI時代に輝き放つ〝真正性〟
工場の総面積は約960平方メートル。24年2月に東京都内に設けたCFCLニッティングラボも移設し、まもなく稼働する。今後約2年間で段階的に設備を導入、運用体制を構築し、完成時には47台(うちホールガーメント43台)の編み機を備える。コレクションブランドが持つホールガーメント主体のニット工場としては世界最大規模となる。経済産業省、中小企業庁、中小企業基盤整備機構による中小企業成長加速化補助金(1次公募)の採択を得ており、約10億円の設備投資が可能という。
ブランド自らが生産し、設備投資と運用に責任を持つことで、工場に過度な負荷をかけない生産の在り方を目指す。これまでに築いてきた既存の取引工場との協力関係も維持し、互いの強みを生かす補完的な役割を担う。