レディスインナーのラヴィアドゥ(東京)の「ドメスティックアンダー」は16年夏、一格上のブランドへと刷新する。
これまでよりも上質な素材や資材を使い、デザインも大人っぽさを出した。「ラヴィアドゥ」ブランドとのすみ分けを明確にする。価格もブラジャーで4200円からに上げ、ラヴィアドゥ(3900円から)と分ける。デザイナーの松村明子さんは、「二つのブランドが似通ったものになってしまっていたが、ブランド設立30周年を迎える今年、初心に戻ってディテールに凝り、変化を加えたものを作りたかった」と話す。
ドメスティックアンダーは16年夏~秋物として3シリーズを企画した。5月発売の「リリーレース」シリーズは、エレガントなストレッチレースをふんだんに使った。ブラジャーのサイドベルトにもパワーネットを張ったレースを使い、ショーツのバックも総レース。タンガとレギュラーショーツの後ろには、ゴールドの金具と細いテープをデザインディテールに取り入れ、センシュアルな雰囲気を加えた。
7月にはサンゴ礁柄のギュピールレース(ケミカルレース)と繊細なチュールを組み合わせ、大人っぽさと透け感を楽しめるシリーズを発売する。ブラジャーのセンターにはタツノオトシゴのチャームを付け、遊び心も加えた。