「ダブレット」が今春夏から一部のアイテムでキッズウェアを立ち上げ

2022/02/03 11:00 更新


 井野将之が手掛ける「ダブレット」は今春夏のコレクションでキッズウェアを立ち上げる。2月3日からドーバーストリートマーケットギンザでの販売がスタート。2月中旬から5月上旬にかけて全国の有力セレクトショップを回って催事販売を行う。

 春夏のコレクションから計10型を、身長110センチと130センチのキッズサイズで揃えた。ジャカードニットでバナナ柄を表現したプルオーバー(4万8000円)とパンツ(4万7000円)、背中にトマトのヘタが付いたTシャツ(1万6000円)など、フルーツを題材にしてちょっと強めのタッチがクールな子供らしさ。パンク風のプリント柄ベスト(5万2000円)は、やんちゃなムードで子供にも羽織りやすい優しさも備える。「デザインは同じ、異なるのはサイジングだけ。子供服、大人服というデザインの基準をなくせるのじゃないか、そんなエイジレスな服を作ろうと思いました」と井野。

ダブレット
ダブレット

 キッズウェアは、21年春夏にクロシェ編みのクマの着ぐるみやポケットにクマの人形を入れているTシャツなどファンタジーな洋服を出した際、カナダ・モントリオールのセレクト型EC「エッセンス」から限定コレクションの依頼があって商品化した。2シーズン続けて、22年春夏コレクションで通常のラインナップとして発表した。今後も継続していく方向だ。



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