バッグ・革小物メーカーの21年春夏物では、レジ袋の有料化に対応して、コンパクトで簡単に持ち歩ける上質なバッグの提案が広がっている。
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ツタハラは高品質レザー、日本製を特徴とするレディスの「サクラ」で、レジ袋と同型にして平面に畳める牛革バッグ(8800円)を出す。スムース面とベロア面とのリバーシブルで、ベロアには超撥水(はっすい)加工している。パステル系のピンク、キャメル、グリーン、ブルーの4色。
財布・ベルト製造卸のプレリーは財布で培われた高い縫製技術を生かして21年春夏から本格的にバッグを提案する。それとは別にあえて用途を定めず「何かを入れたい」と想像させる〝究極のミニマム〟シリーズを提案した。同シリーズはすべて撥水・防水加工したブラックレザーの1枚仕様。全4型のうち2型で手さげ紙袋型(S、M、Lサイズ、1万~1万6000円)と紙袋型(同7000~8000円)の日常生活でなじみのある形を見せた。