注目秋冬アイテム6選 ●●襟

2016/09/10 08:44 更新


16秋冬!コレクション急浮上アイテム‐3 ●●襟

秋の実売期に入り、16~17年秋冬デザイナーコレクションで、急浮上していたアイテム、ディテールをふり返る「16年秋冬!コレクションに見る急浮上アイテム」。前回のビクトリアンブラウスのお仲間が今回の主役です。

こちら。

エリザベスカラー
ヴェロニク・ブランキーノ

首元のフリル(前回紹介した、ビクトリアンブラウスのディテール)…?ではなく、肩~胸にかけてのあ・し・ら・い、にご注目ください。 そう、この部分をエリザベスカラーと言います。

↓例のごとく詳細はこちら。  

《解説》エリザベスカラー

  エリザベーザンカラー、またはビクトリアカラーともいいます。 英国の女王エリザベス1世(在位1558~1603年)が好んだとされる襟型で、ラフと呼ばれる飾り襟の一種。ラフは16~17世紀に欧州で流行した襟型の一つで、レースや刺繍を施した薄地の布をのり付けしたり、針金を入れるなどして扇状や波状に形作った飾り襟。エリザベスカラーは扇状に広がる大きなひだ飾りのデザインが特徴。 16~17年秋冬のデザイナーコレクションではビクトリアンのトレンドを背景に、ハイネックにエリザベスカラーの要素を加えたデザインが目立ちました。    

締めに、突然ですがクイズです。エリザベスカラーを一言で表すと?

答えは、「扇状に広がるひだ飾りの襟」

来秋冬デザイナーコレクションで急浮上している目新しいアイテム、ディテールについて、6回シリーズで掲載します。

(写真:大原広和)



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