ウェアデプト(東京、村中功一社長、電話03・6661・0080)のヤングレディスブランド「エブリン」が好調だ。仲良し同士で服装のテイストを合わせたいという高校生・大学生のニーズを捉え、甘めのベーシックカジュアルが人気となっている。SNS(交流サイト)を使った集客も奏功し、販売効率は高い。
同ブランドは「等身大のリアルなカワイイを発信する」がコンセプト。レース、リボン、花柄、パステルカラーなどをポイントにした、ガーリーでフェミニンなテイストが持ち味だ。
SNSの広がりによって、仲良しグループでお揃いコーデやイメージを合わせたファッションで集まり、写真を撮りたいという女の子が増えている。エブリンは、そんな需要を満たしている。
女の子たちにとっては、モード系やギャル系の服よりも「甘めでフェミニンテイストの方がみんなで合わせやすい」と村中社長。「今の子たちは、SNSを通じて情報共有し、仲良し同士で同じ様な格好をすると安心する。同じ服を友達数人で買うケースもある」という。