エフリードは26年6月期、再編した組織でチーム力を高め、商品提案力により磨きをかけていく。外的要因に左右されやすいリテイル事業部は、店頭との連携を強化し鮮度のある商品を供給する仕組みを確立する。新ブランドの展開のほか、雑貨、メンズの新しい領域で彩りを加え、さらなる成長を目指す。
(小坂麻里子)
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25年6月期は売り上げ・利益共に前期並みで、計画していた予算を達成した。アパレル事業部は「踏ん張ったことで予算通りの着地」と松田敏彦社長。企画提案力の底上げを重点課題とし、二つに分かれていた部署をワンチームにまとめた。商品企画部長、チーフデザイナーの役職を任命し、個人で応えきれなかった要望、課題にチーム力で応えている。