ファーストリテイリングは4日、新入社員の入社式を東京のミッドタウンホールで実施した。15年度の新入社員は日本のほか、中国、韓国、ロシア、ネパールからの外国人54人を含む522人で過去最大。柳井正会長兼社長は「自分の強みを一生かけてつくるのが仕事。これからは自発的に学び、一日も早く一人前になってほしい」と呼びかけた。
過去最大の新入社員数となったため、今回初めて東京で入社式を実施した。冒頭に柳井会長は「学生と違い、仕事では、知識を実践し、工夫を重ねて学ぶということが大事。分からないことは必ず周囲に聞いてほしい。会社に問題があれば、その時は手を挙げて言ってほしい」と、新入社員の成長と自発性に期待を寄せた。
入社式ではユニクロ、ジーユーをはじめ、グループ企業を統括する執行役員らのメッセージや、役員と新入社員が小グループに分かれての質疑応答も行われた。