不動産業のランドビジネス傘下に昨年入ったフランドルは、事業の改革に取り組む。8月1日付で経営体制を刷新し、現場で活躍する女性社員を執行役に登用した。新規のアパレル事業を進める親会社と協働し、「イネド」など既存ブランドの価値を大きく向上させていく。
(須田渉美)
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フランドルの社長執行役員には、ジュエリー事業にも携わる富田英里氏、副社長執行役員には大手セレクトショップで経験を積んだ五味田渉氏が就いた。11月までに首都圏の百貨店に出店するインショップ20店ほどをリニューアルする。オリジナルの什器を導入し、豊かさを感じる色使いの内装へ、立地に応じて変えていく。イネドを柱として再構築し、将来は既存ブランドの名称を変更して「薔薇の姫君」「デイバイデイ」「コンテッサ」の4ブランドで運営していく方向だ。
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