上質なルームウェアを主軸としたDtoC(メーカー直販)のライフスタイルブランド「フー・トーキョー」を企画・販売するネクストブランダーズ(東京、桑原真明社長)は、5月中旬に発売予定だったシルクのパジャマを急きょ、4月20日から販売することにした。外出自粛要請もあり、増える〝おうち時間〟に対応する。
同社によるツイッターを通じた3月末のアンケート(回答数94)で、家で一日過ごす時の装いを尋ねたところ、最も多かったのが「パジャマを着たまま」(41%)だった。外出自粛で家で過ごす時間が長くなっていることから、当初の販売予定を早めた。
パジャマには日本の伝統色を採用した。青磁色のミントグリーンと薄色のピンクベージュ、落ち着いたネイビーの3色。人が五感から得る情報のうち最も割合の高い視覚に着目、日本古来の優しい色合いでリラックス感を演出した。
上下ともシルク100%。人の肌に近いアミノ酸が豊富に含まれている素材で肌触りが良い。着用するほどに体のラインに沿ったシワが表れ、経年変化を楽しめる。品のあるシルエットにこだわったという。
内側を袋縫いにすることで肌に触れても気にならないようにしたほか、ブランド・品質表示タグも柔らかい素材にした。国内で縫製する。サイズはS、M、L。上下別で各2万5900円。