藤崎(仙台市)は全館のカテゴリーバランスの是正を加速する。婦人服の面積を圧縮し、化粧品など他の成長領域の拡大を通して新規客を取り込む。本館のある一番町三丁目地区の再開発計画が浮上しており、将来の建て替えに向けて面積、フロア編成を最適化していく。
(松浦治)
顧客の高齢化に歯止めがかかっていない中、「世代交代は一気にできないが、次世代のお客様の獲得に向けてカテゴリーバランスを是正していく」(小野寺宣克専務)という。特に婦人服は売り上げ効率が落ち込み、過大だった面積はコロナ禍で3割減少し、その後もさらに圧縮してきた。
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