運動・仕事のパフォーマンス向上や疲労回復をうたう機能性ウェアの新勢力が台頭しつつある。従来の機能性ウェアは、吸汗速乾や体の動きに合わせて伸縮するなど人体の生理現象や動きに反応する〝受動的〟な機能が主流。新世代ウェアは、鉱物の特性を利用するなど素材が体に働きかけ、人体の生理現象や動きを〝能動的〟に引き起こそうとする点が特徴。その有用性にじわじわと注目が集まってきた。
(小堀真嗣)
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広い用途に向けて
最も活発なのはアドエルムテクノロジー(東京)だ。様々な鉱物を使い分け、人体の生理反応を利用して体の運動効率と休息効率を高めるという技術「アドエルム」を開発。国内でアパレルブランドなどに同技術を用いた糸や生地を提供している。ストリートウェアのPB「アドエルム」も企画・販売している。
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