10代向けクリエイティブスクール「ガク」 感染症対策整え9月に開校

2020/06/17 06:26 更新


 ログズと渋谷パルコは、中学生を中心とした10代のためのクリエイティブスクール「ガク」を9月に開校する。新型コロナウイルスの影響で4月の開校を延期していたが、渋谷パルコ9階の教室の衛生管理を徹底するなど、安心して学習のできる環境を整える。7月1日からホームページで生徒の募集を開始する。

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 ガクは、ファッションデザインスクール「ここのがっこう」代表の山縣良和さんがディレクターとなり、国内外で活躍するクリエイターたちが、音楽、建築、食、ファッション、デザイン、アート、スポーツなどの多種多様な講義を行う。運営は、東京・馬喰横山でシェアオフィスなどを手掛けるログズが主体。新型コロナウイルス感染症の対策として、教室内ではソーシャルディスタンスの1.8メートル間隔を確保し、最大収容人数は25人とした。再流行時にはオンライン授業を行う。

 9月の開校に向けて、建築家の伊東豊雄さんが塾長を務める「伊東建築塾」、産官学民連携組織「渋谷未来デザイン」の次世代向けストリートスポーツプロジェクト「ネクストジェネレーションズ」の2クラスが新たに加わり、全8クラスとなった。

 また、講師のクリエイターたちが今の時代に感じていることや9月から始まるクラスについて、10代のゲストと語り合うオンライン番組「ガクジン」の配信も始めた。毎週水曜日に、ポッドキャストサービスで配信する。公式ホームページでは6月10日から、山縣ディレクターによる第1回を公開している。

10日から公開している「ガクジン」の第1回

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