ガウシーの倉庫DXサービスが広がる ロボットサブスクとシェアリングで柔軟に

2023/01/13 06:25 更新会員限定


立体型仕分けロボット「オムニソーター」

 Gaussy(ガウシー、東京)は、ロボットサブスクリプション(継続課金)と倉庫シェアリングの二つの倉庫DX(デジタルトランスフォーメーション)サービスがユーザー企業を広げている。ともに中小規模の荷主、倉庫事業者でも利用しやすいサービスで、物量の変動に柔軟に対応できる物流業務の運用を可能にする。

(監物敏充)

 中村遼太郎社長は「ガウシーのミッションはフレキシブルな物流でビジネスに選択肢を提供する」ことという。ECの拡大などが物量の変動を大きくし、倉庫需要は分散化が進むが、物流業務の属人化や旧式なシステムが障害となり、倉庫能力の増減や倉庫移転が難しくなっている。ロボットサブスクサービスと倉庫シェアリングサービスは、柔軟に使える倉庫を提供する。

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