刺繍加工を手掛けるゴーダEMB(大阪府和泉市)は、自社ブランド「アトリエ刺繍ヌイ」を「ヌイ刺繍スタジオ」にリブランディングした。
コンセプトを刷新し、刺繍雑貨やシールワッペンなどの提案を強化する。このほど出展した「推し活EXPO」では、キャラクターやノベルティー関連企業からOEM(相手先ブランドによる生産)の引き合いが相次いだ。自社ブランドを営業ツールとしても活用し、新たな受注に結びつける。
「刺繍は自由」をコンセプトに、好奇心や遊び心から生まれるアイデアを刺繍で形にする。子供向けワッペンや刺繍雑貨に加え、大人の「好き」に寄り添う商品も打ち出す。
ブランド刷新のきっかけの一つが、シールでもアイロン接着でも貼れる刺繍シール。プラモデルのようにパーツを切り離して貼り付ける「まるでプラモシール」を企画したところ、組み立てる過程そのものを楽しめる点が評価され、「風向きが変わった」という。

推し活EXPOでは、新ブランドを前面に提案した。OEMの開拓が目的で、「自社キャラクターで刺繍雑貨やワッペンを作れないか」といった相談のほか、ノベルティー製作会社からのニーズにも手応えを感じた。

企業ノベルティーはクリアファイルやボールペンなど定番品が多く、企画がマンネリ化しやすい。同社は刺繍ならではの質感や立体感を生かしたアイテムを提案している。自社ブランドやアパレル向け加工で培った企画力を武器に、キャラクターや企業向けOEM事業の拡大を目指す。
