植物大手ECのグリーンスナップ(東京、西田貴一社長)は、バロックジャパンリミテッドの協力を得て、イベント「グリーンスナップマーケット」をジアウトレット湘南平塚(神奈川県平塚市)で開いた。生産者や植物関連のショップ約10店が出店し、ワークショップも行った。
バロックの観葉植物と園芸雑貨の業態「シェルターグリーン」は、グリーンスナップが運営する「グリーンスナップストア」でオンライン販売し、グリーンスナップの商品を実店舗や期間限定店で販売している。今回、日頃からの両社の取り組みで実現した。グリーンスナップは同様のイベントを4、5年ほど前から山下公園(横浜市)など各地の公園で開いているが、商業施設では初めて。
出店者はハーブ農園の「サンクスグリーン」や、海を感じさせるテラリウムが売りの「インディアングリーン」(観葉植物店)、ラグの「ポンレストゥディオ」など。タコライスが定番のキッチンカーも出た。
大芦信彦バロックジャパンリミテッド第三ユニットGreen&Deli部部長は「グリーン事業が異業種をつなぐハブになるということを一つの形にできた」と話す。販売員が苔(こけ)テラリウムの作り方を学んだ、苔むすび合同会社(神奈川県鎌倉市)のブランド「苔むすび」も出店した。
ワークショップはクリスマスリース作りや多肉植物の寄せ植え体験など。「子供たちに花を好きになって欲しい」(西田グリーンスナップ社長)と企画した金魚すくいのように花をすくう体験も人気だった。