グンゼはメンズインナーで実績を積んだ自社ブランド「シーク」のビジネスソックスを16年春夏に発売する。シークの肌着の「シャツを引き立てる」コンセプトと同様にソックスは「パンツや靴を引き立てる」ことを主眼に企画した。販路は百貨店で、自分で靴下を選ぶファッション感度の高い40~50代が主対象。都市型百貨店を中心に初年度は50店ほどを想定している。
原料、はき心地、カラーが企画のポイント。ベースとなる原料は、大正紡績の独自糸でオーガニックの超長綿「アルティメイトピマ」を使用する。海島綿と米ピマ綿の交配種で、「柔らかさだけでなくハリ・コシもあるので、ビジネスソックスに良く合う」(奥田洋一アパレルカンパニーレッグウエア事業本部MD本部企画開発部企画二課課長)。アルティメイトピマを靴下で使うのは初めてという。春夏は綿100%や綿・シルク、綿・リネンなどで作る。