阪急メンズ大阪は11月29日、地下1階のメンズビューティーを改装オープンした。フレグランスを強化し、AI(人工知能)を活用したコンサルティング接客などを導入した。
美容への関心とコスメ需要の拡大に合わせ、ブランドの垣根を越えて、スキンケアやメイクを気軽に試し、購入できるコーナーを新設した。化粧品やスキンケア用品、フレグランスが充実する。
フレグランスは、「ロエベパルファム」「ジョー・マローン・ロンドン」「ボンパフューマー」「キリアンパリ」が新たに加わり、「クリード」を再導入した。改装前は約300種類の取り扱いだったが、500種類に増やした。阪急メンズ大阪紳士洋品雑貨営業部肌着・ビューティー担当の前田浩介マネージャーは、「最近はフレグランスもジェンダーレスになってきている。柑橘系といった清潔感のある香りだけでなく、ローズなどの花の香りのする香水も人気がある」という。ライフスタイルは、新たに「バウム」が加わった。
「百貨店ならではのコンサルティングができる」と、ハリ・シミ・シワなどの肌の状態を測定する「AIスマートミラー」や、言葉をもとに香り選びを助けるAIシステム「カオリウム」を活用し、販売員が結果に沿った商品を提案する。