阪急うめだ本店の春夏販売が婦人ファッションを中心に好スタートを切った。2月18日~3月10日の全館イベント「阪急ファッションウィークス」(FW)効果で、「D・エディット」や「うめはんジェンヌ」などの期間売上高は免税手続き売上高を除いても前年比2ケタ近い増収。「アドバンス志向の人を中心対象にしながらも間口を広げた多様な企画をフード、リビングなどを含め、実売のフレームで実施した」(山口俊比古執行役員)ことで、ファッション部門の増収にとどまらず、他部門との買い回りも増加したという。
阪急本店の全館売上高は2月7.9%増(速報値、阪急メンズ大阪を除く)で、駆け込み需要などで伸ばした14年2月の13.4%増からさらに上乗せした。とくに好調だったのが、D・エディット、うめはんジェンヌ、「D・ファイル」「インターナショナルデザイナーズ」で、これらの合計売上高はFW期間の2月18日~3月1日累計で前年同曜日対比8.2%増(免税売上高を除く)だった。「スペシャル2デイズ」と題し、ファッションショーやケータリングなどを実施した2月28日と3月1日のD・エディットなど4ゾーンの売上高は同15%増だった。
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