《異彩を放つヘラルボニー 松田崇弥社長CEOに聞く》㊦ 将来見据えたブランディングを

2022/11/28 06:27 更新有料会員限定


左から双子の兄・松田文登代副社長COO、兄の翔太さん、松田社長CEO

 「異彩を、放て。」をミッションに掲げて18年7月、株式会社を設立した福祉実験ユニットのヘラルボニー(盛岡市)。主に知的障害のある作家とライセンス契約を結び、アート作品データを活用してファッションからインテリアまで幅広いオリジナル製品を販売、協業商品も数えきれない。ホテルの内装や空港などのアート施工も多く、アートデータを活用して事業を拡大中だ。今後はブランディングに力を入れるという松田崇弥社長CEO(最高経営責任者)に現状や展望を聞いた。

(吉田勧)

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 ――各地で期間限定店やイベントを行っている。

 知的障害のある人たちが普段行きづらかっただろうなと思える場所へ、積極的に出店していくことをすごく意識している。

 ――岩手に店舗やギャラリーがあるが、今後の常設店は。

 もちろん常設も考えながら動いている。どんな形で届けていけば良いだろうと、まさに考えながら進んでいるところ。東京、大阪に出店する未来も遠からず作っていけたら。

基盤を固めていく

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