SNSでの発信は、接客に次ぐ重要な業務になっている。ファンが多い販売員を増やすことは、商品をバズらせる近道にもなる。重要なのは熱量のある発信と個性を生かした多彩な見せ方。24年秋冬にバズらせて売った投稿者に、その秘訣(ひけつ)を聞いた。
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わくわくを後押し
バロックジャパンリミテッド「ラグアジェム」ソラリアプラザ店スタッフ 吉野愛理さん
「ラグアジェム」ソラリアプラザ店スタッフの吉野愛理さんはインスタグラムに3.5万人、ティックトックに1.9万人のフォロワーがいる。ラグアジェムの服に、トレンド感のあるシューズやアクセサリーを合わせた私服のコーディネートがファンに好評だ。
今秋冬はアウターの先行受注期間にインスタグラムのストーリーズで、全14型のアウターを一品につき、4、5枚のスタイリング写真をのせて紹介。「お客様目線で考えた時、アウター受注会はとてもわくわくするイベント」と考えたため、質問に答えるなどしながら一つひとつの魅力を事細かく伝えた。