スペイン・メノルカ島の靴のファクトリーブランド「ホーマーズ」は、19年春夏向けのレディスシューズで、スマートで履き心地の良さも両立するトラッドシューズを揃えた。
春夏はこれまでサンダルやバレエシューズなどレディーライクなモデルを中心としていたが、紳士靴寄りの木型をベースに爽やかな印象のラインナップを揃えた。ローファーはモカ縫いを内側に引き上げることで、女性らしい丸みを表現した。スリッポンをひも結びにする発想から、クラシックなレースアップとは異なる抜け感のあるサマーシューズも出来上がった。
全体のシルエットは細身に見せつつ、甲の部分に幅があり、立体的な作りで締め付けのない柔らかな履き心地だ。革と機能素材を融合したオリジナルのアウトソールを使って軽量に仕上げている。小売り価格は4万円台から。日本の代理店は、ハポーニャ・ジャパン(東京、丸山宏子社長)。