「兵庫ニット芸術区」初開催 ニットで運河を包み込む

2019/01/16 06:25 更新


ニット芸術家の力石咲さん

 運河をニットアートで装飾──神戸市兵庫区は兵庫運河周辺をニットで飾るイベント「兵庫ニット芸術区」を初開催する。期間は21日~3月29日。

 兵庫運河は大輪田泊、兵庫津など歴史的観光資源があり、神戸市は周辺地域の活性化を進めている。兵庫ニット芸術区は、ニットで〝世界を包み込む〟芸術家、力石咲(ちからいしさき)さんと地域・学生ボランティアが兵庫運河の一つ、新川運河のキャナルプロムナードを中心にニットアートで装飾する。運河沿いの遊歩道、街路樹、店舗、寺院など様々なものがニットでくるまれる。

 ハッシュタグ「#兵庫ニット芸術区」を付けてインスタグラムに投稿した人には、抽選で賞品をプレゼントする。2月23日には編みくるみワークショップを開く。

 力石さんはニットをコミュニケーションメディアとする芸術家。巨大な自動編み機から出てくる毛糸で街の風景を編みくるむ「ニット・インベーダー」は、「ルミネミーツアートアワード2014」でグランプリを受賞している。



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