カラーブロック、トラッド柄の秋冬バッグ

2015/07/05 06:46 更新


インポートバッグ15~16年秋冬   ミニバッグトレンド継続

 モデレートゾーンのインポートバッグブランドの15~16年秋冬は、グラフィカルなカラーブロックやトラディショナルな柄がアクセントになっている。トレンドの続くミニバッグのバリエーションが豊富な一方で、キャリア層を意識したシンプルなトートの提案も増えている。

 全体ではミニボストンやミニショルダーといった小型バッグ、巾着といった人気のフォルムが充実する。また、ギフトシーズンを意識して、アイコンバッグの色やサイズでの新しいバリエーションが目立つ。

ロンシャン 「ロンシャン」は80年代に活躍したデザイン集団、メンフィスグループにスポットを当てた。カラフルなグラフィックと素材のコンビネーションが特徴となっている。

 広告などでクローズアップするのは、ル・プリアージュ・エリタージュシリーズの新作だ。台形型トートの同シリーズの最小モデルで、テーマに沿ったトリコロールカラータイプ(11万3000円)を押して行く。スクエア型のミニショルダー(7万9000円)も揃う。キャリア女性を意識したより実用的なシリーズでは、15年春夏に発売したiPad収納ポケットのついたトート、オノレがヒット中のため、同シリーズのミニショルダーも追加。また、A4がしっかり入るタッセル付きトートの新作、ペネロペにも期待をかける。

ケイトスペードニューヨーク 「ケイト・スペードニューヨーク」は、ロングセラーのセダーストリートのメイスの新型として、大きめサイズのメガメイスを出す。色、素材を変えて様々なバリエーションでプッシュ。秋冬のキーとなる温かみのあるタータンチェックのメガメイス(6万円)もある。新型として出すキャメロンストリートは、次なるアイコンバッグ(4万9000円)として位置づける。かっちりとしたスクエアフォルム、ショルダー付きの機能的なデザインで、30代のキャリア女性向けに訴求する。2サイズ展開。

 また、カラーバリエーション豊富なトート型ミニショルダーのハーモニークロスボディー(3万9000円)も、エントリープライスのヒット候補として仕掛ける。

続きは繊研新聞で



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