レディスアパレルメーカー、インブリードの「ロジエ」21年春夏物はデニムやブラックを基調とした企画で、豊富なアイテムバリエーションを打ち出している。コロナ禍でカジュアル傾向が強まるなか、シーンレス、シーズンレスで着られる多彩なアイテムを揃える。
デニムアイテムは岡山県倉敷市児島のファクトリーとの協業で、従来から強みの一つ。今回、コットン・テンセルデニムで、ナイロンタフタをサイドや身頃に部分使いしたコート(3万9000円)やジャケット、パンツ(1万9500円)などを企画。異素材ドッキングによる上品な光沢感、適度なシワやシャリ感などでエレガントな雰囲気を演出する。スーピマストレッチデニムは、ワンウォッシュとブリーチ加工で濃淡に差を出したインディゴとブルーのボトム(1万7500円~1万9500円)がある。
新しい技術を駆使したレーザーグラデーション加工のパンツも。ミントやスモーキーピンクなどオリジナル5色のハイパーストレッチデニムのトップやボトムは幅広いコーディネートに対応する。
ブラックではトリアセテート・ポリエステルのツーウェーストレッチで吸水速乾性も兼ね備えた機能素材を使用。コート(3万9000円)やワンピース、ジャケット、パンツの身頃などにキャプラや幾何学柄のレースを合わせたデザインもポイントだ。コットン・ポリエステル・レーヨンのブラウスやスカートなどには、立体感のあるフラワーエンブロイダリーレースを合わせてシックに仕上げた。デニムと合わせたカジュアルスタイルやセットアップでオケージョンニーズにも対応できる。