レディスアパレルメーカーのヰノセントは、欧州ブランドをメインとした合同展示会「ホテル・アンフィニィ」を立ち上げた。ヰノセントを含む10社20ブランドの17年春夏物を集め、24~26日に東京・目黒のホテルクラスカで開いている。
新しいブランドの紹介や、これまでとは異なるテイストの提案で小売店を新規開拓する。レディスインポートブランドの発表の場が国内で減っていることも踏まえた。
「欧州中心に歴史とユニークな個性があり、メジャーではないブランドが集まる展示会」として、ヰノセントが販売する仏「オノレ」のほか、仏のウェア「モンサンミッシェル」、仏のスニーカー「スプリングコート」、英国のシューズ「バタフライツイスト」、英国のジュエリー「ダイナスティ」などが出展している。会場はホテルらしい空間と什器で統一、ホテルスタッフのようなウェアを着たスタッフなど演出にもこだわる。
ブランドの特徴と商品、納期などの情報はボンサイガレージが運営するオンラインオーダーシステム「バイヤーショーケース」にもアップし、ブランドごとに閲覧できる。バイヤーは無料登録すれば情報を全て自由に見て、オンライン上で発注もできる。展示会は年2回開く。