伊勢丹新宿本店は3~8日、伊勢丹130周年を記念し、アニメ「ルパン三世」と協業したイベントを本館7階催事場で開催中だ。大西洋三越伊勢丹ホールディングス社長は「アニメは日本を代表するカルチャー。コンテンツ産業であるアニメを切り口に衣食住の世界を表現できる。今後の百貨店のあり方、店作りの参考になる」と強調した。
30年ぶりの新作となるアニメではイタリア、サンマリノ共和国を舞台にする。ルパン一味のクローゼットをコンセプトとしたエリアでは日本のテーラーが考えるルパンや次元、銭形のスタイリングをオーダーのスーツやコートなどで表現する。新たに製作された伊「タリアトーレ」の青のジャケットも販売する。新しいきものスタイルを提案する「キサブロー」では五ェ門をイメージした和装を出す。