第7回北陸ヤーンフェアが金沢市内で開かれた。78社111小間と過去最多規模となり、2日間の来場者数は3507人と前年比250人以上増でこちらも過去最高を更新した。猛暑や夏物シーズンの長期化傾向、暖冬を受け、遮熱冷感機能糸や麻調などドライ感のある物が目立った。カキ殻を練り込んだポリエステル、カポック、コラーゲンレーヨンなど目新しい素材も提案された。
「サステナブルな繊維の未来~新たな絆へ」がテーマで、サステイナブルの切り口は標準装備となった感がある。リサイクルやバイオベースの合繊をはじめ、機能や感性をどう付与するかがポイントだ。