プリーツスカートなどをメインに販売するアパレルブランド「イトチ」。デザイナーの廣瀨雄太さんは22年、東京から愛知県一宮市に拠点を移し、毛織物で知られる尾州産地で活動の幅を広げている。尾州生地を使ったライダーズジャケットの製作・販売や、「尾州のカレント」のイベントにも参加。3月には一宮市の複合ビル「リテイル」に常設店舗も構えた。
(小坂麻里子)
独立し、一宮に移住
北海道出身の廣瀨さんは、専門学校で服飾デザインを学び20歳で上京。レディスアパレルメーカーでパタンナー、生産管理、営業、バイヤー、MDなどを9年間経験した。ブランドの立ち上げが夢だった廣瀨さんは、アパレル運営に関する仕事で経験を積んだ後、副業として18年にイトチの前身ブランド「パクラ」を立ち上げ、19年に独立した。
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